自信のないマッチョがいない理由〜私が筋トレを始めた理由は「上司を見返すため」だった
今回は「私が筋トレを始めたきっかけ」について語ります。
前回の記事で詳しく書かせていただいたんですが、私は前職でまったく仕事ができませんでした。筋トレを始めたのは、そんな自分に悩み、あがいていた時。私が社会人3年目の頃でした。
きっかけは上司のふとした一言でした
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「お前、ほんと体力ないよな」
筋トレを始めたのは、風邪で1日休ませてもらった私に上司がかけた一言がきっかけでした。
当時の私は「仕事ができない」状況を変えようとあがき、もがき、全力で空回っていました。
その程度たるや、「お前は運転が下手だ」と上司に言われれば、見返すために大型トラックの免許を取ろうとしたほど。(さすがに費用の問題で諦めました)
今から思えば滑稽なのですが、当時はそれくらい必死だったんです。必死というか、もはやヤケクソというか…。
そんな調子だったので、ごく自然に「体力がない」→「ジムに通う」という流れになりました。
さすがに上司も驚いていましたが、同時に私の空回りっぷりに失笑もしていたようです。
現在の私が当時の私の隣へ行けるならば、「その猛烈な行動力があなたの強力な武器だから、その勢いでさっさと向いてる仕事探せ」としみじみ諭すところなのですが…。
筋トレを始めた理由は、「上司を見返したい」ともうひとつ
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上司の一言がきっかけではあったんですが、私にはもうひとつ切実な理由がありました。
「自分を変えたい」という強い思いです。
何をどう変えればいいのかわからない。ただとにかく「自信がない」のが根本原因なのだけがわかっていました。
ただ、当時社会人3年目だった私も正直「仕事で見返す」のは半ば諦めていまして。仕事以外の部分から「自分を変える努力をしよう」と思っていました。
それに仕事での自信は、どうしても他者の評価がつきまとう。何かしらきっかけで上手くいって自信がついたとしても、結局他者の評価だから、何かがあれば折れてしまう。
趣味なら一生、細く長く続けられる。他者の評価に左右されず、心のより所になれる、自信の源になれる趣味を作ろう。
「他者に依存せず、自信が持てる趣味を作りたい」
それが私が筋トレを始めた、もうひとつの切実な理由でした。
「自信のないマッチョがいない」ワケ
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ただそうは言っても、私は昔から運動オンチです。特にチームスポーツにはいい思い出がありません。しかも上司に「体力ない」と嘲笑われた直後。
そんな私に最後のワンプッシュをしてくださった方がいました。
自信が無い人は筋トレして下さい。
— Testosterone (@badassceo) October 7, 2020
①理想の体が手に入る
②モテる
③ホルモン分泌や睡眠の改善で精神が安定
④肩こりや腰痛の改善で元気ハツラツ
⑤上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感
⑥恋人にフラれてもダンベルがいるという安心感
以上の理由から自信が付きます
Twitterで通称「マッチョ社長」と呼ばれているTeststeron氏です。「筋トレでこの世のありとあらゆることを解決する」優しくもマッチョなツイートが人気のインフルエンサー。
「ああ、たしかに自信のないマッチョっていないよな」
当時は身近にマッチョなんてひとりもいなかったのに、Twitterを見ながらなぜかクスッと笑って、私は近所のジムへ入会の手続きに向かったのでした。
「次、『お前は体力がない』って上司に言われたら、黙って目の前で懸垂はじめてやろう」
そうほくそ笑みながら。
後から知るのですが、筋トレはスポーツではないですし、運動センス不要です。自力じゃ腹筋1回もできない人でも、負荷が自在に変えられるマシンを使えば可能になります。しかも協調性とかいらない。1人で黙々淡々と体を動かすだけ。
筋トレに必須なのは運動センスではなく、目的に向かって試行錯誤する力と、継続力だけです。
ただ、この試行錯誤と継続力というものは、自信の大きな源になる存在です。
マッチョな体はそれを年単位で続けてきた証。だからこそ「自信のないマッチョはいない」んです。
筋トレ編、続きます。次回は運動オンチの私がジム通いを始めた頃に感じた変化、「メンタルのHPが緑になった」経験を語ります。