筋トレと断捨離を始めたら、仕事を辞める覚悟ができました

筋トレと断捨離を始めたら、会社を辞める決意ができた

仕事を辞めたアラサー女が、きっかけとなった筋トレと断捨離について熱く語るブログ

職場のごちゃごちゃが気になってしょうがない〜私、HSPかも?と思った瞬間

今回も「断捨離」編です。

 

windhorse.hatenablog.com

 前回記事はこれ。

 

 

 

部屋の物を減らしたら、自分の部屋で安らげるようになりました

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断捨離を始め、部屋の物を順調に減らしてきた私。

不要な小物のみならず、炊飯器やトースターまで減らしてしまいます。

 

ゴチャゴチャしていた物を捨て、どんどん減らしていくうちに…。

私の部屋は茶色と白、優しい色合いの物だけが残るようになりました。

 

音もすごく静かなんです。

我が家は駅から徒歩10分の静かな住宅地の一角にあるアパート。

ご近所の方は年配の方が多いようで、のんびりとした立地です。

 

そんな環境でのんびりくつろいでいると…。

当時勤めていた会社の刺激の多さが、だんだん処理しきれず怖いものに感じるようになっていきました。

 

当時の仕事は「動物園の飼育員」

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当時、私は小さな子供動物園で飼育員をしていました。

小さな子供さんがふれあえるような、小動物や家畜を飼育している小さな動物広場です。

 

やりがいを持って仕事をしていたのですが、私は「仕事ができない」と毎日同僚たちに怒られまくる日々を送っていました。

 

windhorse.hatenablog.com

 詳しくは過去記事で。

 

そんな職場は、とにかく刺激だらけ。

動物園の飼育員といってもメインの仕事は「ふれあい」、接客業です。しかもポニーなどの大動物を扱うこともあり、ゴリゴリのチームワーク。

誰が何をしているか、進捗はどうかを常に細かくやりとりして歩幅を合わせなきゃならない。

しかも相手はお子さんとご家族、そして動物たち。

 

動物たちに合わせた雑多な仕事と大量の道具、お子さん向けのポップでカラフルなあれこれ、屋外のコミュニケーション仕事なので指示は基本音声(たまに怒鳴り声)…。もちろん動物たちの怪我がないか、体重が減っていないかなどのチェックに触覚も総動員。第六感も総動員。

 

自分の家を片付けて、物・色・音を減らして。

そこでやっと気付きました。

自分の癖…自分の五感が鋭敏、むしろ過敏すぎることに。

 

HSPというものの存在を知った

HSP」という言葉を聞いたことがありますか?

「Highly Sensitive Person」の略で、ひとことで言うと「繊細過敏な人」のことです。別に病気でもなんでもない、「積極的」とかと同じ人の気質のひとつ。10人に1人がHSPに当てはまるとされます。

最近話題にもなり、「繊細さんの本」なる本がブームになったりもしました。私は「自分がこれではないか?」と思ったんです。

 

HSPにはものごとを深く考える、刺激を受けやすい、感情の面で反応しやすく共感しやすい、かすかな刺激に対する感受性が強いという4つの特徴があるとされています。

 

とはいえ、私は人の心の機微には鈍感だったりもするので、どうやらHSPではなさそうだ…という結論に行き着くんですが、いくつか当てはまる特徴がありまして。

私はどうやら、「かすかな刺激に対する感受性」が強烈…つまり五感がかなり鋭いみたいなんです。

他の誰も気づかなかった同僚のSOSの声に反応して、事故を未然に防いだりした経験もあったりします。あと低気圧なんかにも敏感。

 

でも普段の生活ではこれが仇になっていたようで…。

刺激の多い場所では、すぐに頭の容量がパンクしてキャパーオーバーを起こしてしまう。処理能力が思いっきり低下したり、パニックを起こしたりしてしまうんです。

 

せめて容量を抑えるため、断捨離…というわけにもいきません。

会社のものは勝手に捨てたり入れ替えたりできません。私には不要でも使っている人がいたり、用途がわからないものが動物の緊急事態に使う道具だったりもしたので、いじることもできず…。

第一、ストレスの原因のほとんどが密な音声コミュニケーション。動作音がいちいち大きい上司、同僚たちの意味もないおしゃべり、飛んでくる指示…。これは「断捨離」できません。

 

でも、部屋を静かに整えて。

気づけたんです。この環境がストレスだったと。

 

 

「なんでお前は仕事ができないんだ」

「原因を見つけろ。改善しろ!」

実は当時、上司に毎日のようにそう怒鳴られ続けていて。

泣きながら考えていた中でつかんだ結論でした。

もちろん上司にそのまま言うことはできず…。

 

ただ、「向いていない」そこに気づいたのでした。

 

 

次回、いよいよ仕事辞めます。