筋トレと断捨離を始めたら、仕事を辞める覚悟ができました

筋トレと断捨離を始めたら、会社を辞める決意ができた

仕事を辞めたアラサー女が、きっかけとなった筋トレと断捨離について熱く語るブログ

「奥の壁が見える押し入れ」が教えてくれたこと〜溜め込んでいたのは「物」だけじゃない

今回からまた「断捨離編」に戻ります。

 

windhorse.hatenablog.com

 

物を捨てまくるうち、自分の感覚を信じられるようになってきた私。

「世間の当たり前」より「自分の感覚」を信じるようになった結果、炊飯器やトースターまで断捨離。「捨て変態」と化していきました。

 

今回は「変態」と化した後の変化について書いていきたいと思います。

 

断捨離界のラスボス、押入れ

断捨離界のファーストステージ・衣類、セカンドステージ・キッチンときて、部屋のあらゆる場所を片付けた最後に立ちはだかるのが…そう、押入れです。

 

なにせ物が圧倒的に多い!しかも捨てるのにお金がいる大型のものも多く、他の場所に比べて圧倒的な難易度を誇ります。

 

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我が家も最後までみっちみちでした。

いかにスペースを上手に使おうか、無駄をなくそうか…。

「布団圧縮袋」なんて物を使ってみたりして。

でもこれも「気づいちゃった」んです。

 

ここに入っているもの、どれくらい使うだろう?

そもそも押入れを開けるのって、1日に何回?むしろ1週間に1回開ければいい方じゃない?

私、ここに入っているもの、どれくらい覚えてるかしら?

 

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気合を入れて重い腰をあげ、一気に断捨離! 

「奥の壁が見える」押入れに生まれ変わりました。

 

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引き出しの中には、洗剤なんかのストック。

2段目には加湿器や湯たんぽなんかの季節用品、1番上には手芸道具が入っています。

 

この3段の引き出しの外にあるのは、基本的に災害対策用品です。

リュックは非常持ち出し袋。リュックの奥にある段ボールは水とカセットコンロ、ガスボンベ。

あとヨガマット。それだけです。とってもスッキリしました。

 

 

「奥の壁が見える押入れ」が教えてくれたこと

これが不思議なことに、押入れの稼働率が逆にすごく上がりました。

なにせ開けた瞬間の「うわっ」がない。それに押入れに入っている物を全て覚えているから、ゴソゴソ探すということがない。探し物は一発で見つかります。

 

これが不思議なことに、「たくさんある」よりずっと楽でした。

「持っている」安心感よりも、「探す」「選ぶ」ストレスの方が上回っていたんです。

 

探したり、選んだりするストレスは、思っている以上に大きい。

そこに「片付けなきゃ」というストレスが加われば、もはや押入れを開けられなくなってしまいます。

結果、押入れは断捨離界のラスボスと化してしまう。

 

人が持てるもの、管理できるものは思っている以上に少ない。

「探す」「選ぶ」を少なくするためには、とにかく持っている物を少なくして、見通しよく風通しよくしておくのが大事!

それをよくよく実感しました。

 

 

これは「物」だけじゃなくて…

断捨離しまくって、実感したんですが…。

「物」をたくさん溜め込んで、キャパーオーバーになっている状態の時。

同時に「こと」も同じように溜め込んでしまっている、という気がします。

 

あっちこっちの嫌な「こと」。ふとしたときに気づいて、「うわぁ」と顔をしかめ、とりあえず扉を閉めてしまう。

根本解決は後回しにして、とりあえず隙間から必要な物を引っ張り出すように、その場しのぎの対症療法をしてしまう。

 

私もそうでした。今もそうなんですが、私はとにかく「後回し癖」がひどいんです。

 

でも持っている物、今抱えている仕事を減らして、自分のキャパに収められるようにすればとりあえずキャパオーバーになってパニックにならなくて済む。

そこに気づいてから、随分と楽になりました。

 

…刺激が多い、常に「キャパーオーバー」になる当時の仕事が合っていないと気づくのも、この押入れがきっかけでした。

 

 

次回も断捨離編です。次は愛用品の紹介と、今の私の物の選び方について紹介します。