シンプリストのクローゼットの工夫はこれ!○○をすると満足いく買い物ができるようになった
今回も断捨離編です。
「変わりたい」という思いはありながら、なかなか変われなかった私。
はっきりしたきっかけがないながらも、おそらくジム通いの影響を受けて「変わる瞬間」が到来し、自分のクローゼットが急にみすぼらしく見えるようになりました。
今回はそんな私がやった服の断捨離の工夫を紹介します。
断捨離自体はトントン進んだ
突然、クローゼットの服すべてが急にみすぼらしく見えるようになった私。
もともと服にこだわりがなく、かつズボラだったもので、「服としての寿命の過ぎた服」がたくさんクローゼットに入っていました。
着込んで痩せたセーター、襟が伸びたTシャツ、センタープレスがなくなってしまったパンツ…。着心地はいいけれど、よれよれになった服ばっかり。
こだわりがない、かつケチなもので、服はそれほど多くない。
でもあまりにズボラなもので、捨てるべきものが捨てられなかった。
だから「みすぼらしいな」と思った瞬間、一気に断捨離が進みました。
「センスを磨こう」と決意したのは病院でした
ただ相変わらず服に興味がなかったもので、この時点では「服の数が減った」だけ。
それだけでも服を管理する手間が減って大満足ではあったんですが、あるとき転機が訪れます。
走ることが楽しくなっていた私。猛練習を重ねて出場したマラソン大会で、アップダウンの激しい難しいコースを全力疾走した結果、足を壊してしまったのです。
整形外科で「疲労骨折の可能性」と診断を受け、リハビリを行うことになりました(後日、ギリギリ折れてないことが判明しました)。
初めて受けた整形外科のリハビリ。
大きな鏡に向かって歩いたり走ったりしてるうちに、私、気づいちゃったんです。
いま着てる服、致命的に似合ってない!鏡の前でおすまししてるときは似合ってるのに、歩いたり走ったりするとすっごい変!
サイズ合ってないワイドパンツが、まるで前後逆に着てるような変な動きかたをするんです。前にお尻があるみたい…。
「センスを磨こう」「ちゃんと似合う服を探そう」と強く決意した瞬間でした。
シンプリストの「満足いく買い物」術
客観視の重要さを整形外科で思い知った私は、「服の写真を撮る」ようになりました。
感覚で服を買うのをやめ、ファインダー越しの一歩引いた視点で見ることで、少しずつセンスが磨かれていくように。
「すべての服を撮影する」のが習慣になることで、服の数もだいたいワンシーズン10着程度に落ち着き、新しく服を買うときもその写真を見ながら買うようになりました。
いつかの春服。置き画で「なんか地味だな…」と気付き、色物のスカーフやストールを頻繁に使うようになりました。
腕なんか絶対に出せなかったんですが、写真に撮ってみると「意外と似合う?!」と気付きまして。今ではブラックのノースリーブに大振りアクセが夏の定番アイテムに。
服を買うとき徹底的に悩むようになった
この頃から、それまで一度も言われたことのない「おしゃれだね」のセリフをたまにいただくようになりまして。すっかり服選びが楽しくなりました!
でもその一方で、「もう適当に服を選びたくない」という思いも強くなり。
服を買うときは徹底的に悩むようになりました。
1回1回徹底的に悩んで、満足のいく買い物をする。
その快感に取り憑かれると、断捨離はますます加熱。服以外の場所にも広がって、気がつけばシンプリストへの道を歩んでいました。
もう1回断捨離編、続きます。次回は炊飯器やトースターを捨ててしまった話の予定です。
私が断捨離を始めたワケ&シンプリストのルームツアー
今回から「断捨離編」に入ります。
「筋トレ編」と「断捨離編」を3記事ずつくらいで書いていこうかなと思っています。
断捨離に目覚めたきっかけは、無印良品のパジャマ
筋トレの方には「上司を見返したい」という明確な目的があったんですが、断捨離に関しては、正直いつ始めたのかぼんやりしか覚えていなかったりします。
「変わりたい」「何かしなきゃ」その一心でぼんやり始めては、いつの間にかぼんやりブームが過ぎている。そんなことを繰り返していました。
私の持論なのですが、心の準備ができていないと、断捨離は成功しないと思っています。人がどれだけ片付けても、一瞬で元通りになってしまいます。
ぼんやり始めてはぼんやり元通りになっている、そんな私の断捨離がはっきり進み始めたのはジム通い開始からおよそ1年後。
ジムに通ってメンタルが安定してきたせいか、美意識が高くなったせいか、脳筋になってゴチャゴチャ悩むのが嫌になってきたせいか。おそらく全部が原因だと思うんですが、突然手持ちの服全てがすごく見すぼらしく感じた瞬間があったんです。
スイッチになったのは、無印良品のパジャマ。当時寝巻きにしていたのは、穴だらけのTシャツとゴムの伸び切ったジャージでした。無印良品の清潔感あるパジャマを見て、そんな寿命を過ぎまくった服を寝間着にしている自分が突然嫌になって。
新品のパジャマを2セット買って持ち帰り、古い寝間着を捨てようとしたら、他の服もダサくてボロボロのものばかり…。
突然、なんだか「感覚が変わってしまった」ような気になりました。
今になって思い返すと、「変わる瞬間」が来ていたのだろうなぁと思います。
自分の中の常識が変わる瞬間があって、一歩引いた目線で取捨選択ができるようになった。
そんな不思議な瞬間を幾度となく繰り返し、「断捨離の嵐」を何度か繰り返しながら、少しずつ物を減らしていきました。
今はこんな部屋に住んでいます
私は関東の小さなアパートで一人暮らしをしています。
9畳のリビングと、4.5畳のダイニングキッチン。風呂トイレ別で、洗面所はなし。
7年ここに住んでいますが、「引っ越してきた直後の部屋」をイメージして断捨離を繰り返し、この状態になりました。
「ミニマリスト」を名乗れるほど少なくはないですが、どこに何がどれだけ入っているか、スラスラ言えるくらいには少なくなりました。
物を減らすことが目的ではなく、取捨選択をしっかりして自分にとって不要な物は徹底的に手放すだけなので、「シンプリスト」を名乗っています。
「なんとなく」持っている物を極力ゼロにする生活。
ミニマリストの知恵を積極的に取り入れながら、自分にフィットする暮らしを探して、物を減らしたり増やしたりを続けています。
しばらく断捨離編、続けます。来週はクローゼット全公開と、シンプリストになった私の服を買うときの工夫を紹介予定です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
メンタルのHPが「緑」になった〜筋トレを始めて「リフレッシュ」を知った
今回はジム通いにちょっとずつ慣れてきた頃の話。
「メンタルのHPが緑になった」体験談です。
前回の記事はこちら。
「休む」は超高等技術!筋トレを始めるまで知らなかった!!
このブログの読者の皆さん、休みの日に何をしてますか?休めてますか??
月曜日の朝、電車に乗ると目につくのが満員電車でグッタリしたサラリーマンの皆さん。立ってる人はもちろんグッタリしてるし、座ってる方は見渡す限り全員爆睡していたり。
土日でリフレッシュして元気いっぱい!な人がほとんどいないんです。
なぜか?実は、しっかり「休む」のはかなりの高等技術。
「自分に合った休み方」をしっかり習得している人がほとんどいないんです。
私がこれを知ったのは、ジム通いを始めて1ヶ月くらい経った頃。体がトレーニングの疲れにちょっと慣れてきた頃でした。
職場からの帰り道に、なぜかふと「メンタルのHPが緑になってるな」と感じたんです。
それまではずっと「メンタルのHPが赤と黄色を行き来している」状態。でもそんな危機的状況だったのに、自分ではさっぱり気づかなかった。
休日は家でひたすらゴロゴロしたり、たまには買い物に出たりしてリフレッシュしていたつもりが、実はさっぱりリフレッシュできていなかったんです。
だから休み明けはいつもグッタリ。むしろ疲れがどばっと出て、体調を崩してしまうこともありました(そのうちの1回で、上司に「お前ほんと体力ないよな」って言われたんです)。
正しい休息には、適度な「運動・刺激・栄養・睡眠」が大切
ジムに通い始めて思い知りました。
心身ともに元気いっぱいの休日開けを迎えるには、本当に正しく休まなきゃならない。
ゴロゴロして体を休めるだけじゃなく、飲み会で騒いで発散したつもりになっているだけじゃなく、適度な「運動・刺激・栄養・睡眠」が大切なんです。
この「適度」というのがクセモノで、当人の性格やメンタルの状態、体の状態によってもかなり変わるんですが、カチッとはまるとびっくりするほど元気になります。
それこそ、「メンタルのHPが緑になってる?!」とびっくりするくらい。
そしてこの「運動・刺激・栄養・睡眠」の4つを満たすのに最適なのが、筋トレなのです。
筋トレ=疲れるは本当であり嘘でもある?!筋トレでリフレッシュのススメ
筋トレは言わずもがな、運動です。スポーツではないので運動センスは不要ですが、しっかり筋肉を動かすことで全身に血が巡り、疲れをさっぱり押し流してくれます。
さらにジムという新しい場所に行ったり、スタッフさんや新しくできた友人と話すことで、たくさん刺激ももらいます。職場と家以外で人に会う機会って、大人になるとなかなかないですよね。ジムに行くと、普通にしているとまず会わないような年齢・国籍・職業の人とたくさん会うので、すごく刺激になるんです。
そして筋トレは、しっかり体を動かした後に栄養補給しないと体を壊します。プロテインだけでなく、自然とバランス良い食事を心がけるようになります。
最後に睡眠。筋トレをやると当然疲れるので、睡眠の質が良くなります。
ホルモンバランスが整うのか、肌ツヤも良くなり、メンタルも安定してきます。
もちろん筋トレに限らず、この4つをしっかり満たすのを心がけると、心身ともにびっくりするほど軽くなりますよ。
「外でガンガン体力仕事した後に筋トレ?ドMなの??」
職場ではそんなことを言われたりもしましたが、そんなことないんです。
筋トレすると、確かにその直後は疲れ切ります。でもメンタルは回復しますし、翌日には体も元気いっぱいになります。…もちろん最初の頃は、翌日もかなりの筋肉痛に苦しみましたけどね。
しっかりリフレッシュできるようになって、少し余裕ができて。
焦りやイライラなんかも少しマシになり、異業種のジム仲間の働き方に刺激を受け…。これが後の「仕事を辞める」という選択肢にだんだんと繋がっていくんですが、これは私がジム通いを始めて3年後のお話。もうちょっと紆余曲折がいっぱいありました。
次回から断捨離編に入ります。
断捨離編は現在の私の状態、「ミニマリストのルームツアー」と、断捨離に私が目覚めたきっかけから始めたいと思います。
ジム通いを始めたばかりの私の失敗〜ガムシャラに努力したつもりで、痛い目を見た話
前回の最後で「次は『メンタルのHPが緑になった』体験を語ります」的なことを書いていたんですが、ちょっと構成的に次回に回そうと思います。
前回記事はこちら。
今回はジム通いを初めて2週間くらいの私の体験談。ガムシャラならいいと勘違いして、失敗しまくった私の学びを語ります。
ジムに通って、我流でとりあえず頑張った
写真提供:Pixabay
「上司を見返すため」と「自信をつけるため」にジム通いを始めた私。
幸い家と駅のちょうど中間にジムがあるという最高の立地のおかげで、ジム通いはすんなり私の生活に溶け込んでくれました。
この「通いやすい立地」というのがなかったら、私は今までジム通いを続けられなかっただろうなぁと正直思います。習慣化しやすい工夫って、多分一番大事。
しかも体験入会を担当してくれたスタッフさんがもう私好みのかっこいいマッチョで、その人に会うのをモチベーションに頑張っていました。例えていうなら「市川海老蔵がアメフト選手になった」みたいな感じ。
当時27歳だった私より少し年上くらいかな、と思ってたらこれがまさかの大学生で!…って、話がそれました。戻します。マッチョのアンチエイジング&年齢不詳の謎についてはまた今度!
何はともあれ、その海老蔵さんに困ったら教わりつつ、私はなんとか筋トレマシンと毎日格闘するようになりました。
筋トレはスポーツではないので、運動センス不要です。しかも比べる相手がいない。合わせる相手もいない。周りの人は、それこそゴリゴリのマッチョさんから井戸端会議のおじいちゃんおばあちゃん、ダイエット目的でウォーキングしてる人、ダンスが好きな人…。とにかく目的や筋力に皆さんものすごく差があって、誰とも比べられない環境が心地よかったです。
そんな環境が合っていて、しかもたまに海老蔵さんに教えてもらえるのが嬉しくて、私はジム通いにのめり込んでいきました。
我流で頑張ってたら、故障を連発してしまった
写真提供:Pixabay
ところがジム通いを始めて2週間くらいすると、私は故障を連発するようになりました。
毎日ガツガツ2時間くらい鍛えているのに、全然筋肉がついている感じがしない。
むしろヒョロヒョロになってる。
あっちこっちを痛めてしまった。
体力つけるつもりが、むしろなんだかずーっと風邪っぽい…。
後に知るのですが、当時の私は毎日同じトレーニングをしていました。レッグプレス・チェストプレス・ラットプル・ランニング。毎日毎日、2時間かけてこれをやっていました。
しかも仕事終わりにそのままジム直行。夜遅くなるからご飯も適当。
今だからわかります。これ、最悪です。
筋トレは筋肉をつける行為ではなく、実は筋肉を壊す行為なんです。筋肉に負荷をかけて一度壊すことにより、強い筋肉が作られるんです。
ところが、回復期間をおかずに同じ場所を続けてガンガン鍛えてしまうと、筋肉は壊れっぱなし。筋肉がつくどころか、どんどん痩せ細って、ついには壊れてしまいます。あげく体は疲れ切って免疫も落ち、ボロボロに…。
つまり、一度鍛えたら2〜3日回復期間を置いて、しっかり筋肉の材料になる栄養を摂るのが、筋トレ自体よりもよっぽど大切なんです。
痛い!でも上司を見返したい!!素直に助けを求めたら…
写真提供:Pixabay
そんな調子で困った私は、海老蔵さんに助けを求めました。
(ちなみに上の画像が海老蔵さんのイメージ。こんな体で顔が市川海老蔵似でした。こんな体で大学生のバイトさんだったなんて…)
この「筋トレ後は回復期間を設けるのが大事」「筋トレ自体より食事の方が大事」というのがなかなか肚落ちしなくて、理解するのにだいぶ時間がかかりましたが、だんだんとわかるようになり筋トレメニューも組めるようになりました。
ガムシャラすぎて、「お前ほんと体力ないよな」と笑われたら週5でジム通い始めて、全身故障でボロボロになるまで突っ走ってしまう私でしたが…。
正しい筋トレメニューの組み方が腹落ちし、「ガムシャラになる前に、まずちゃんとしたやり方を知るのが大事」ということも一緒にストンとわかるようになりました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
次回こそ「筋トレを初めて、メンタルのHPが緑になった」件について語ります。
自信のないマッチョがいない理由〜私が筋トレを始めた理由は「上司を見返すため」だった
今回は「私が筋トレを始めたきっかけ」について語ります。
前回の記事で詳しく書かせていただいたんですが、私は前職でまったく仕事ができませんでした。筋トレを始めたのは、そんな自分に悩み、あがいていた時。私が社会人3年目の頃でした。
きっかけは上司のふとした一言でした
写真提供:Pixabay
「お前、ほんと体力ないよな」
筋トレを始めたのは、風邪で1日休ませてもらった私に上司がかけた一言がきっかけでした。
当時の私は「仕事ができない」状況を変えようとあがき、もがき、全力で空回っていました。
その程度たるや、「お前は運転が下手だ」と上司に言われれば、見返すために大型トラックの免許を取ろうとしたほど。(さすがに費用の問題で諦めました)
今から思えば滑稽なのですが、当時はそれくらい必死だったんです。必死というか、もはやヤケクソというか…。
そんな調子だったので、ごく自然に「体力がない」→「ジムに通う」という流れになりました。
さすがに上司も驚いていましたが、同時に私の空回りっぷりに失笑もしていたようです。
現在の私が当時の私の隣へ行けるならば、「その猛烈な行動力があなたの強力な武器だから、その勢いでさっさと向いてる仕事探せ」としみじみ諭すところなのですが…。
筋トレを始めた理由は、「上司を見返したい」ともうひとつ
写真提供:Pixabay
上司の一言がきっかけではあったんですが、私にはもうひとつ切実な理由がありました。
「自分を変えたい」という強い思いです。
何をどう変えればいいのかわからない。ただとにかく「自信がない」のが根本原因なのだけがわかっていました。
ただ、当時社会人3年目だった私も正直「仕事で見返す」のは半ば諦めていまして。仕事以外の部分から「自分を変える努力をしよう」と思っていました。
それに仕事での自信は、どうしても他者の評価がつきまとう。何かしらきっかけで上手くいって自信がついたとしても、結局他者の評価だから、何かがあれば折れてしまう。
趣味なら一生、細く長く続けられる。他者の評価に左右されず、心のより所になれる、自信の源になれる趣味を作ろう。
「他者に依存せず、自信が持てる趣味を作りたい」
それが私が筋トレを始めた、もうひとつの切実な理由でした。
「自信のないマッチョがいない」ワケ
写真提供:Pixabay
ただそうは言っても、私は昔から運動オンチです。特にチームスポーツにはいい思い出がありません。しかも上司に「体力ない」と嘲笑われた直後。
そんな私に最後のワンプッシュをしてくださった方がいました。
自信が無い人は筋トレして下さい。
— Testosterone (@badassceo) October 7, 2020
①理想の体が手に入る
②モテる
③ホルモン分泌や睡眠の改善で精神が安定
④肩こりや腰痛の改善で元気ハツラツ
⑤上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感
⑥恋人にフラれてもダンベルがいるという安心感
以上の理由から自信が付きます
Twitterで通称「マッチョ社長」と呼ばれているTeststeron氏です。「筋トレでこの世のありとあらゆることを解決する」優しくもマッチョなツイートが人気のインフルエンサー。
「ああ、たしかに自信のないマッチョっていないよな」
当時は身近にマッチョなんてひとりもいなかったのに、Twitterを見ながらなぜかクスッと笑って、私は近所のジムへ入会の手続きに向かったのでした。
「次、『お前は体力がない』って上司に言われたら、黙って目の前で懸垂はじめてやろう」
そうほくそ笑みながら。
後から知るのですが、筋トレはスポーツではないですし、運動センス不要です。自力じゃ腹筋1回もできない人でも、負荷が自在に変えられるマシンを使えば可能になります。しかも協調性とかいらない。1人で黙々淡々と体を動かすだけ。
筋トレに必須なのは運動センスではなく、目的に向かって試行錯誤する力と、継続力だけです。
ただ、この試行錯誤と継続力というものは、自信の大きな源になる存在です。
マッチョな体はそれを年単位で続けてきた証。だからこそ「自信のないマッチョはいない」んです。
筋トレ編、続きます。次回は運動オンチの私がジム通いを始めた頃に感じた変化、「メンタルのHPが緑になった」経験を語ります。
私が筋トレと断捨離を始めるまで〜いわゆる「仕事ができない」やつでした
最初の記事では、「筋トレと断捨離を始める前の私」について書いてみたいと思います。
いわゆる「仕事ができないやつ」でした
私は2020年4月、新卒で入社して6年勤めた会社を辞めました。
前職は「子ども動物園の飼育員」。ポニー乗り場やモルモットのふれあいコーナーのお姉さんをしていました。
高校生からの夢だった動物介在教育の現場。給料は安いけれど、やりがいいっぱいの現場! …の、はずだったんですが。
何をやっても覚えが遅い。
何をやっても仕事が遅い。
何をやってもミスが多い。
他の人にとって「当たり前」のことができなかったんです。
何かを変えようと、あがいて、あがいて。仕事ができる先輩にくっついて、じーっと観察させてもらったり。関連する習い事へ通ったり。努力は認めてもらえたものの、やっぱり仕事はできないまま。
先輩には叩かれ、後輩には嫌われ、バイトさんには無視されて…。
なんというか、「マラソン選手が無理してバスケをしている」感覚がずっとありました。いいところがまるで出せない。短所ばかりが目立つ感覚がありました。
向いていない、でも決断できない
今から思えば、この「マラソン選手が無理してバスケをしている感覚」というのが、すごく的を射ていまして。
私はどうやら、チームプレイがとても苦手なタイプだったんです。
自分じゃない誰かに決定権がある状況や、臨機応変に移り変わる状況下でのマルチタスクが苦手。
個人ブースのデスクに座っていたら苦もなくできることが、屋外で複数人の声を聴きながらやると片っ端から忘れてしまうし、ミスだらけになってしまう。
なので結局フリーランスの道を歩むことになるのですが、当時は向いていないとわかっていながらも、会社員という立場を手放すのがとにかく怖かった。
とにかくしんどい。活躍できない。でも私の胸の内を占めていたのは「ここで辞めたら、他に行き場がない」という気持ちでした。
こんなにダメな私を拾ってくれた前職。
高い責任を求められているわけでもない。いわゆるブラック会社でもない。
安月給だけどやりがいのある、高校生の時からずっと憧れていた仕事。大学も動物関連のところを出た。
ここを離れたらもう、行き場がない。何も残らない…。
不安と依存でがんじがらめ。
毎日クビになるんじゃないかとビクビクしながら働いていました。
もし今の私が、当時の私の隣に行けるとしたら
今となっては、すっかり脳筋のシンプル思考になっている私。
もし当時の私の横に今の私が行けるなら、ガハハと笑って代わりに退職届を出し、こう言っているところです。
「仕事辞めても大丈夫だよ。
とりあえずハローワーク行って、失業保険のこといろいろ聞いておいで。
それから求職者職業訓練っていう無料で専門知識が勉強できる場所があるから、そこのパンフももらっておいで。
それから持ち前の文章力を生かして、ライターとして基盤を作りなさい。未経験でも仕事たくさん見つかるから」
そして、最後に強い口調で。
「思考停止するな。行き場がないなんて嘘だ。毎日生き生き働ける場所は絶対あるから、決めつけずにとにかく動け!」
私がこんな風に変わったのは、筋トレと断捨離のおかげ。
筋トレで自分を変える力を身に付けて、断捨離で判断力を身に付けたからです。
次回からは、当時力仕事はしていたけれど運動に苦手意識を持っていた私が、筋トレに目覚めたきっかけを語ります。
ごあいさつ
はじめまして。筋トレを始めて会社を(心の中で)ぶっ飛ばし、仕事をすっぱり断捨離した30代女性のマリと申します。
「筋トレをやるとメンタルが強くなる」
「断捨離をやると人生が変わる」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
私も最初は話半分に聞いていましたし、
「毎日体力仕事なのに、筋トレなんて絶対無理。昔から運動苦手だし」
「断捨離?ああ、最近なんかブームよね。ブームに乗るってなんか嫌」
そう思っていました。
そんな私が今や、
「筋トレは自分の体を変えること。体が変われば心も勝手に変わっていく」
「断捨離は判断力をつける手段。取捨選択することで道が拓ける」
そんなことを本気で思っています
そんな私が筋トレと断捨離を始めてどう変わっていったか、なぜ筋トレと断捨離は「新卒で就職した仕事を辞める」という人生の大転換期に大きな役割を果たしたのか。
このブログでは、このあたりを書いていきたいと思います。
週1回、日曜日の20時ごろに更新予定です。
ふらっと読みに来ていただけると嬉しいです。